優秀なサラリーマンは必ず人と人を繋ぐ!分かり合える社内と違い、文化が異なる相手に社外プレゼンテーションを行うのはワンランク上の配慮が必要だ!今回は社外プレゼンに特化してコツを紹介しよう!
- プレゼン上手な同僚(部下・上司)がいる人
- 社外向に特化したプレゼンのコツを知りたい人
- プレゼン作りに悩んでいる人
ども!過酷なパワハラ環境から自力で脱出した脱獄リーマンこと高岡遥也です!
僕はその経験を活かして、頑張っているのに報われないサラリーマンの相談に乗ったりしているよ!今回は、社外プレゼンについてまとめる。
社外プレゼン 3つの秘訣
社内プレゼンにも慣れていない人は、まず必ずこちらの記事から見て欲しい。
社外プレゼンとは自社以外、つまり他社の人に対して、自社の商品やサービス、プロジェクトや提案などを紹介することとして扱うよ。
ほとんどのプレゼンの機会では、社内向より社外向の方が難易度は高い。他社の人は、自社の文化や背景、目的や方針など前提条件を揃えるのが難しいからだ。さらにセールスの相手ともなると基本お断りの厳しい態度で臨まれることも多々。
では、どうすれば社外プレゼンを成功させることができるのか?以下の3つのポイントを押さえるのがその秘訣だ!
1. 社外プレゼンの前に、前提条件を合わせる
「デフォルトを警戒!」「標準を警戒?」「債務不履行を警戒するんだよ…」
社外プレゼンテーションをするときは、まず、自分と聞き手の前提条件を合わせることが絶対条件だ!
前提条件とは、自分と聞き手が共有する知識や情報、関心やニーズ、期待や目的のことだよ。前提条件を合わせておかないと、その場がうまくいったように見えても、後で大怪我をする。アンジャッシュのすれ違いコントを見れば1発でわかるよね!
前提条件を合わせる方法としては、以下のようなものがある。
事前にリサーチする
初めての相手ならば、聞き手の会社や業界、商品やサービス、プロジェクトや提案などについて調べておく。聞き手の特徴や状況、課題や目標、関心やニーズなどを把握しておくことで、自分のプレゼンテーションを聞き手に合わせて調整しよう。
聞き手の会社に特有のパートは可能なら絶対に入れた方が良い。売り込みも成功率が段違いだよ。
導入で共通化を図る
プレゼンを始めるときに、相手が知らないであろう、知っているか不安な情報を並べる。
あなたの会社で特有の用語や、一般的でない用語はどの会社向のプレゼンかに関係なく共通スライドで説明できるようにしておこう。
自分と聞き手が知識や情報、経験のレベルが同じになるように図る。共通化を図ることで、自分のプレゼンテーションの背景や意義を正しく伝えることができるよ。
話の流れで確認する
途中途中に話の流れで聞き手に確認を入れる。プレゼンは時間設定があるから、クローズドクエスチョンで確認がベター。Noと言われたらよっほどだ。止めてでも条件の整理が必要かもしれない。
2. 社外プレゼンに備えて、バックにデータを控える
「スライド1枚につき、10000種類のデータを作るぞ」
社外プレゼンにおいては、特に質問が先読みしづらい。裏付けとなるデータをできるだけ多くバックに控えることが重要だ。特に、良い悪いという「見解」を言う時には必ず「事実」をデータとしてバックに控える。感情はバックの裏付けか、余程の意志が無いことには有効打にならないぞ。
データをバックに控えるコツを詳しく紹介しよう。
収集する
自社の話をするなら、独力でやるには限界がある。自社にあるデータのありかをできるコネ全開に使って探すのが良い。
協力してもらったら、その場でも感謝するし、別の仕事で必ず返そう!
選択する
プレゼンは苦労や努力を知ってもらう場では無い。聞き手の関心やニーズが満たせる説明をするのだ。
俺たちは頑張ってこの商品をつくりあげたという苦労話は惹き付けた後にはじめて聞いてもらえる。まずは惹き付けるために何を説明するかを決定しよう。
表現する
データの表現方法も工夫に値するよ。「良い」事を説明する根拠に使うデータに良くないように見てわかるデータを露出させてみよう。高確率で質問を受けて華麗に回答できる。「聖なるバリア -ミラーフォース-」!
ただ、表現の方法として縦横軸の単位遊びで見かけを良くするような騙しや誇張がテクニックとしてよく紹介されている。相手が一定程度優秀なレベルだと、ほぼ確実に見破られる。こうい浅はかな技術は使わないようにしよう。
3. 社外プレゼンでは、質疑応答コーナーを必ず用意する
「プレゼンターだけど何か質問ある?」
社内プレゼンでは、「ほぼ質疑応答コーナーは不要」と言ったよ。これは、メンバーが近くにいるからだ。
でも、社外プレゼンをするときは逆に、質疑応答コーナーは必要だ。単なる勉強会ならば、社内プレゼンと同じ考えで良い。でも、商品紹介やレポートをするにあたっては相手に「こいつ徹底的にやってるな」と思わせることが必要なんだ。「商品」だけでなく、自分という「人」を売り込むには会話は絶対だ。
先方に出向いてのプレゼンならば、会う頻度の少ない、または二度と会わないキーマンがいる可能性もある。
質疑応答コーナーのコツも紹介しよう。
事前に予想する
当然だが、聞き手からの質問を予想しておこう。
窓口の担当者と仲良くやれてるならば、予想した質問を出しておいて窓口の方に想定問答がイメージと合うかの「合法カンニング」も可能だよ。
質疑は最後に
最初に「質疑応答は最後」と宣言しとけばペースを乱されない。なお、ここまで大丈夫ですか?のクローズドクエスチョンは、この宣言があっても自然に通る。相手からの質問は、一旦待ってもらおう。
他人も含めて時間管理に自信がある人は、敢えて後ろに持っていくのが最適とは言えないので、前置きなしも検討してみよう。単純に、聞いているだけより、会話をしている方がコミュニケーションとして自然な姿だしね。
答えられないのは当然
無限の質問パターンを把握するのは不可能だ。人事を尽くして天命を待つに近い、努力したがそれでも答えられない質問が来たら「持ち帰って専任に確認します」で大丈夫。
努力したなら、プレゼンと質疑の中で「こいつは全力で来たな」とわかるもの。1-2問答えられなかったくらいなら、俺が無理なら誰も無理。と思うくらいで良い。ただ、そう思われるくらいまで頑張れってことでもあるけどね。
おすすめ書籍
1時間の商談ならプレゼンは30分にしてみよう。短く要点を伝えて、後は相手が必要な情報を会話する時間にする。相手が巨大であればあるほど、あなたに与えられる時間は少なくなる。その機会を確実に物にするスキルを手に入れよう。

まとめ
以上、僕が考える社外プレゼンテーションの成功のための3つのポイントをまとめたよ。社外プレゼンテーションは、社内向けよりは当然難しい。 ただ、有能なビジネスパーソンは人と人、会社と会社を繋ぐ。
社外プレゼンは、優秀であるための必須スキルだよ。ぜひ、僕がお伝えした3つのポイントを参考にしてみてほしい。
それでは、また!

30代半ばのサラリーマンです!入社早々から4-5年は、周囲の上司や先輩に酷く追い詰められた経験あり。早朝深夜残業サービス当たり前。今ではそんなしょうもない類の人達を努力で出し抜いて成績優秀者として報奨を得たり役職者になる事ができました。自由に、楽しく、家族第一、それでも活躍できるサラリーマンを日々目指しています。苦しみ悩む社会人を応援するためにブログ発信を決意。
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