【2024年版】社会人必携スキル8選!権威ある組織の提言

コミュニケーション

2024年に社会人として活躍するために必要なスキルについてお話ししたいと思います。ソースは色々な権威ある組織。時代はめまぐるしく変わっていて、時代は生成AI最盛期。この8つのスキルを身につければ、未来に対応しながらも潰しがきく社会人になれる!

この記事はこんな人におすすめ
  • 会社員として汎用的なスキルは何があるか知りたい
  • 2024年時点で優秀な人に求められるスキルが知りたい
  • 権威ある組織が提唱しているスキルが知りたい

こんにちは、みなさん!パワハラ環境を自力で出し抜いた高岡陽也です!今日は、権威ある組織や個人が考えるスキルを分かりやすくまとめたから是非参考にしてくれ!

スキル1. デジタルリテラシーと知識の活用力

デジタルリテラシー、デジタル技術についての理解度が高いかどうかだね。2024年版必携の知識としては2つの核のうち1つと言っていい。テクノロジーの基本的な理解と活用能力は、今やどんな職種や業界にも必須だ。クラウドサービス、ビッグデータ、AI、ブロックチェーンなどの最新の技術に関する知識を持っておくと、仕事の効率や品質を高めることができるよ。テクノロジーは本当に目まぐるしく変わっているから、活用できるかどうかで生産性は何倍も変わるんだ。

佐々木さん(幽霊型)

私は単純作業しかやらない事務員よ。

ぽてこ (努力型)

佐々木さんはそうだとしても、周りはデジタル技術いっぱいだよ。

単純作業の前後行程ではデジタル技術が溢れかえっているんだ。単純作業でも記録の残し方をデジタル技術への展開まで考慮することで確実に前後工程の人から優秀な人だと認定される。仮に周りがデジタル技術で溢れてないとしたら、デジタル化を推進することで会社を大きく変革するチャンスすらある。その場合は、単純作業の事務員から離れて大きく給与を上げられる可能性も高くなっていくよ

デジタル技術は知っているだけではダメ。実際に知っている知識はガンガン投入を考えること!

スキル2. AIリテラシー

2024年版の2つの核となるスキルのうちもう1つのスキル。2023年内の1年間で、AIはもはや僕たちの生活や仕事に多大な影響を与える技術になってしまった。AIの可能性と制限を理解して、目的に合わせて適切に活用していくんだ。日本人は個人では生成AIを利用する人が増えたけど、日本企業は生成AIの利用に積極的じゃないところが多いんだ。

この技術は100%今後の社会や自分の生活に溢れかえるインターネットのようなものになる。先んじて使っていかないと、いつの間にか置いてかれる。

一律禁止されている理由は、データのプライバシーとセキュリティに関する課題や、真偽の判断に関する課題にある。会社の制限下でも、どうやったら生成AIの恩恵を受けられるか考えて使ってみてほしい。

あらゆる物事が0か1かではないように、生成AIの利点のみを活用できるようにうまく立ち回ることはできる。活用しながら学んでいくのが周りと差をつけることになるよ。

スキル3. コミュニケーション

これはいつの時代も同じ不変のスキルだね。コミュニケーションスキルは、人間関係を築くために欠かせないスキル。ホモ・サピエンス誕生から必要のなかったことはない!効率的なコミュニケーションと協調性を持つことで、チームワーク力を高めることができる。

デジタル技術、AI技術が発達しようが、その存在目的は人類の発展、引いてはあなたの幸せのためにある。発展も幸福も人との繋がりがないと生まれない。だからコミュニケーション能力は永遠に社会人の必須スキルになる。

2024年版として言及するならば、多文化・多様なチームでの働きやすさや、遠隔作業(リモートワーク)を円滑にするためのコミュニケーションスキルも必要になるね。

新しい場面やツールにおいても、相手の立場や感情を理解し、言いたいことを明確に伝えることができるようになろう。

スキル4. 問題解決力

問題解決力とは、複雑な課題に対して、問題を分析し、解決策を見つける能力。問題解決力には、論理的思考力、仮説思考力、批判的思考能力、データ駆動型の意思決定能力が必要になる。

論理的思考力

A=BかつB=C、だからA=C。こういった考え方が複雑なパターンでも正しく整理できること。事実を正しく考えて説明する力とも言える。これが出来ない場合、物事がどう絡まっているか紐解けず間違った考えを持ってしまう可能性がある。

仮説思考力

答えがまだわからないことに対して、手元に揃っている情報から答えを推測する能力。推測した答えが正しいか確認しながら軌道修正しつつ、真の答えにたどり着こうとすることが狙い。仮説思考の精度が高いほど、間違った方向に行く可能性は抑えられ、早く答えにたどり着けるようになる。

批判的思考能力

自分の思考や判断に疑問を持ち、論理的に根拠を検証する能力のことです。デジタル化が進み簡単に立派なデータが作れるようになったが、中身がスカスカなものが溢れている。生成AIがつく嘘や、それを使用された資料も登場回数が増え、疑う能力がどんどん高いレベルで求められているよ。

データ駆動型の意思決定能力

データを収集・分析・活用して、最適な選択をする能力のこと。簡単に立派なデータが作れるようになったことで、より多くの、より高度な分析情報にアクセスする機会が増えている。情報を揃えた上で、素早く正確で勇気ある選択をする能力を身につけることで、より効果的な解決策を提案することができる。素早く正確で勇気ある、どれも一つも欠けてはいけない要素だよ。

スキル5. 適応力

適応力とは、変化する市場やテクノロジー環境に迅速に適応する能力のこと。適応力を持つ人は、新しい状況や課題に対して、柔軟に対応することができる。

適応力は素質と言うよりは、学習意欲および継続的学習(ライフロングラーニング)がどれだけ継続できるか。学習意欲と継続的学習を持つことで、自分の能力をアップデートし続けることができ、結果的に適応力があると言われることになる。

学習意欲

目的意識とセットで考えると良い。自分の知識やスキルを向上させるために、主体的に学ぶ姿勢のこと。好きなものを見つけることや、好きでないことの中でも楽しみを見つけられることが学習意欲に繋がる。

継続的学習

習慣化とも言い換えられる。自分の興味や目標に合わせて、常に新しいことを学び続けること。学習意欲が無ければ継続的学習はとても難しい。

スキル6. クリエイティビティ

革新的なアイデアを生み出すための創造性のこと。クリエイティビティを持つ人は、既存の枠組みにとらわれずに、新しい視点や方法を考えることができる。

ミホさん(嘘つき型)

クリエイティビティは生まれつきのものよね?私のように。

トモさん(信頼型)

そんな事はないよ。素質の部分もあるけど、鍛える事もできるんだ。

クリエイティビティは天性のものと捉えられがちだけど、いかに知識を沢山持ってるかが物を言う部分もあるんだ。自分の業界の知識であれば、スタンダードと変わり種を知れば知るほどスタンダードから離れる方法がわかる。他の業界の知識であれば、知れば知るほど自分の業界にないものを水平展開できる。

テクノロジーの特徴や利点を理解して、それをもとに、ユーザーのニーズや課題を解決するためのサービスや製品を企画・実現することで、社会に価値を提供することができる。

スキル7. リーダーシップと組織力

リーダーシップは、チームの目標達成をリードする能力のこと。リーダーシップを持つ人は、自分のビジョンや方針を明確に伝え、チームのメンバーを動機づけることができる。理論に裏付けされた感情表現なんかも有効なリーダーシップになりうるね。

さらにリーダーシップを発揮するために、プロジェクトマネジメントやチームワーク構築のスキルを持つことで、チームのパフォーマンスを向上させることができる。

役職者やマネージャーじゃなくても、プロジェクトやチームを引率することはあるから、リーダーシップはどんな人にも有効なスキルだよ!

プロジェクトマネジメント

プロジェクトの目的や期限、予算、品質などを管理するスキルのことです。これが出来るようになる最高の方法は別の記事で紹介してるよ。

チームワーク構築

カリスマ性と言い替えてもいい。チームのメンバーの役割や責任、コミュニケーション、協力などを促進するスキルのこと。人格とプロ意識を中心に、他の能力でどれほど高いものを持っているかも大きな影響を与えられる。

スキル8. 人格とプロ意識

倫理感とプロ意識を持つことで、信頼や評価を得ることができる。

ジャガ (我が儘型)

この仕事、大変そうだし、難しそうだわ。ぽてこに丸投げするか。

ぽてこ (努力型)

先輩、みんなから評判悪いですよ。

人格(倫理感)

社会的に問題がないように、正しい行動をとること。自分の行動倫理を持つ人は、自分の行動に責任を持ち、自分にも他人にも必要なだけ厳しく、優しくできるし、法的規制や社会的責任を考慮することができる。

これを伸ばす最高の教本としてフランクリンコヴィー氏の「7つの習慣」がある。

プロ意識

倫理とともに、プロ意識も大切です。プロ意識とは、自分の専門性や能力を高めるとともに、自分の役割や立場にふさわしい態度や行動をとることです。

知識を多く持っていても、知識を使わず適当に仕事をすればいいとか、知識を悪用して他の人を蹴落とそうとか、考える人はプロ意識が無い。

経済産業省等からこれまで発表された「社会人に必要なスキル」

今回の記事は、主に経済産業省関連団体が提唱しているものを誰にでもわかるように包括的に纏めたものなんだ。実に見解や調査結果があるのだけど、ここではいくつかの代表例を紹介しておきますね。

随分前に提唱されたけど不変である「社会人基礎力」をベースに、現代版にアップデートしているよ。

経済産業省 2006年「社会人基礎力」

これは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」と定義されています。それらの力は以下の通り。

  • 前に踏み出す力
    • 自分の考えを伝える
    • 意見を求める
    • 挑戦する
    • 変化に対応する
  • 考え抜く力
    • 課題を見つける
    • 課題を分析する
    • 課題を解決する
    • 学び続ける
  • チームで働く力
    • 相手の話を丁寧に聞く
    • 相手の立場に立つ
    • 協力する
    • リーダーシップを発揮する

経済産業省 2017年「人生100年時代の社会人基礎力」

社会人基礎力の3つの能力と12の要素は現在更に必要性を増すとする一方で、中小企業庁の「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」でアップデートされたもの。

更に、社会人基礎力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置づけられています。

社会人基礎力(METI/経済産業省)
経済産業省のホームページ。社会人基礎力。
中小企業庁:「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」報告書とりまとめに向けた研究会委員等と世耕経済産業大臣との懇談会を開催しました

RIETI リエティ(経済産業研究所) 2020-2023年

RIETI

経済産業研究所(Research Institute of Economy, Trade and Industry )の略称で、リエティとわれわれは呼んでいる。RIETIは2001年4月に、「独立行政法人経済産業研究所法」という厳めしい名の法律にもとづいて、経済産業省(Ministry of Economy, Trade and Industry)から独立して設置された。

RIETIホームページより

RIETIが提唱する「社会人に必要なスキル」の例を以下に挙げてみます。

社会スキル 2020年

人とやり取りをする能力で、相手の話を注意深く聞き、理解し、共感し、フィードバックする能力などが含まれる。AIでは置き換えが難しいスキルと考えられており、技術進歩に伴い、社会スキルの重要性が高まっていると指摘されている。社会スキルは学校教育や仕事の経験を通して育成されるが、仕事を通した育成の割合が大きい可能性がある。

RIETI – AIには難しい「コミュ力」 社会スキルを伸ばすには

認知スキル 2020年

学習や問題解決に関わる知的能力で、抽象的思考力や論理的思考力などが含まれる。認知スキルは、人的資本としての労働者の能力や知識を表す指標として用いられることが多い。AIでも置き換えが可能なスキルと考えられている。一方、AIによる認知スキルの置き換えに負けず、自身の認知スキルがそれ以上になるよう研鑽しなければAIを「利用する」立場になりえない。認知スキルは、学校教育のレベルや年齢とともに上昇する傾向があるが、専攻分野によって差がある。

RIETI – AIには難しい「コミュ力」 社会スキルを伸ばすには(社会スキルと同じページ)

デジタルスキル(ICTスキル) 2023年

デジタル技術を使いこなす能力で、コンピューターやインターネットの基本操作から、データ分析やプログラミングなどの高度な技術などが含まれる。デジタルスキルは、第四次産業革命(*)の担い手となる人材を育成するために必要なスキルとされている。デジタルスキルは、教育や訓練によって短期間で習得できる可能性がある。

RIETI – 人的資本経営の盲点とは

第四次産業革命

第四次産業革命は、ドイツ政府が推進している製材業に対する技術革新計画です。インダストリー4.0と呼ばれ、 IoT や AI 、ブロックチェーンなどを用いた製造業の生産性の向上やデータの共有などデジタル分野の技術革新が主な内容といえるでしょう。 第四次産業革命は、デジタル技術と製造業を融合させ、新しい働き方や製品の生産方法などを人々に提供します。今後は人々のインフラなどにも影響を与えていく可能性があります。

最適ワークスより

経済産業省 2023年「生成AI時代のDX推進に必要なスキル」

2006年の「社会人基礎力」をアップデートさせたものが2023年に提唱されている。それだけ社会変革があったという裏付けでもあります。スキルは、生成AIの技術が進化するにつれて変化するため、常に最新の情報にアップデートしていく必要があります。

「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」 を取りまとめました (METI/経済産業省)
経済産業省では、デジタル時代の人材政策に関する検討会での議論を踏まえ、 「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」を取りまとめました。

マインド・スタンス

変化をいとわず学び続ける姿勢や倫理観を持つこと。

デジタルリテラシー

生成AIの特徴や影響、利用方法やリスクを理解すること。

言語能力

生成AIと対話するための指示や言語化のスキルや日本語力を身につけること。

創造性

問いを立てたり、仮説を検証したり、クリエイティブなアイデアを出したりする力を持つこと。

終わりに

2024年の社会人に必携のスキルを紹介させてもらいました!これらのスキルは、職場だけでなく、日々の生活の中でもますます重要になっており、個人のキャリア発展だけでなく、企業や組織の競争力強化にも直接影響を与えるよ。さらに、仕事を離れても得をしたり、騙されないようになって一石二鳥なんだ!これらは、公私共にお金や幸せを生むスキルだ。

これらのスキルは交差していて、相互に強化し合うから、どれかひとつからでも取り組んでいけば、徐々に他のスキルの必要性にも気づいて成長できるよ。

みなさんも、これらを念頭に置いて、学び、成長していってくださいね。時代に合わせてスキルをアップデートし続けられれば、未来なんて怖くないですよ!

キャリアのアップグレード、一緒に頑張りましょう!では!

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