- 無能な社員や上司に悩んでいる人
- 自分の非を認めない社員や上司に悩んでいる人
- 仕事が遅い社員や上司に悩んでいる人
ども!壮絶パワハラから脱した脱獄リーマンこと高岡です!忘れることは、誰にでもある人間らしい行為だよね。しかし、時を超えて蘇る過去の課題が、まるでタイムカプセルのように自分の前に現れたのさ…。
今日はそんな、”無能社員あるある”として後世に語り継げるであろうエピソードを一つ、ご紹介しよう。
突然の声かけ
「か、係長?どうしたんですかいきなり?」
僕はとあるプロジェクトで自社製品のサービス提供を絶賛進行中だった。自社製品のサービス提供は向こう数年間は収支がつきそうだし、多難ながらもメンバーの皆さんの協力のおかげでなんとか順調に進められていた。
日付は202X年の6月17日。中堅社員(以下、DJ係長)からの呼び出しがあり、プロジェクトの定例会を何の疑いも無く迎えた僕はDJ係長の元へ向かう。
DJ係長の参加表明
「僕も参加するね」(えっ、関係ないのに?)
正直な話、DJ係長と私たちの部署はほとんど接点がない。にもかかわらず、突然の呼び出しという事で多少の面をくらったのは事実なんだ。彼の執務室に到着。すると、次の僕のプロジェクトの定例会に1回顔出していいか?との事だった。どんな用件か聞くと「軽く展開しときたいことがあるくらいで基本はオブザーバーで」との事だった。展開したいことがあるのと、オブザーバーなのは少し矛盾してるが細かいことは気にしないでおこう。
そのミーティングはまさにプロジェクトの定例会であり、たびたびメンバー以外の人も参加されるので気にとめずに「いいですよ、わかりました」と答えた。
アジェンダへの書き込みは無し
「会議当日なのに書き込みがない・・・」
別の記事にて「アジェンダは事前共有が大事」と話していて、僕自身はそこでもある程度人の見定めを勝手にしている。
アジェンダは社内SNSに書き込むことになっていると案内済みなのだけど、その人からの議題はいっこうに連絡がなかったのであった。基本オブザーバーだと言っていたし、それを拒否する会議でもないのでそのまま当日になった。
彼からのアジェンダが届かないことに少し不安を感じつつも、向かい合った当日のアジェンダに彼の意図が明らかに。
タイムカプセルの爆発
「な、なんだってー!?」
定例会の開始5分前に突然アジェンダが増加した。
「我々の仕事の影響で、K COMPANYがあなた方に提供しているサービスが、6月30日までで終了になります。問題ないとは思いますが一応、ご確認ください。なお、普段からもっと責任感を持ってサービス提供に臨んでいただきたいです。高岡さんのプロジェクトは変動が大きくK COMPANYにとってもサービス終了はプラスになります。DJ係長より。」
ズドーン!タイムカプセルが爆発したような衝撃が走る!
内容を見れば、撤退表明を受けた日は6月15日とある。一見すると2週間と少し前にK COMPANYから突如言われた様子。そうか、DJ係長も苦しまされたのか…?
更に仕掛けられた罠
「2025年の資料かと思ったら、2023年の資料やんけ!!」みたいな状態
しかし、これは罠だった。細かい文字を辿り、発見した撤退表明の資料の作成年――それは2年も前の6月15日だったのだ!撤退表明を受けた日を年まで書かないことでミスリードを誘引しようとしていたのだ。
そして今回サービス提供を終わる背景が「高岡さんのプロジェクトは変動が大きくK COMPANYにとってもサービス終了はプラスになります。」とある。
DJ係長の上司に連絡すると「えっ!?そうなん!?」との事だった。
「上司も知らんのかいっ!」
と思ったがDJ係長は2年間もの間、自分の中に案件を封印していたようなのだ。
逃走
「あたしゃ逃げるよ」
ミーティングにはDJ係長は現れなかった。代わりにDJ係長の上司が参加して、その件の謝罪をした。結局、本人から言質を取れなかったが、どうやら2年前に放っておいた案件をそのまま忘れてしまっていて、外注から言われて思い出したと考えられるそう。
DJ係長は自分が悪者になりたくなかったため、取引先には「関係者とは合意済」と伝えてしまっており、僕たちのプロジェクトの段取りが悪かったためだと言いまわっていたのだ。実際K COMPANYも僕たちのプロジェクトに関しては非常に良好な関係で取引できていると思っていた。
本人は最後まで悪びれる様子は無かったようだ。
終わりに
今回の事件は、まさに「無能社員あるある」の極みと言えるでしょう。あなたにはこの深淵な経験を乗り越える術があるだろうか?それとも、また過去のタイムカプセルが破裂する日をただ静かに待つのでしょうか。 長くなったので対策は別の機会に!
自分の用事を満たすためだけに会議に参加して、相手には何も与えない、または損害を与える、そんな「テイク&ノーギブ」の考え方は無能社会人の最先端だぞ!それについても是非記事を見てね。
30代半ばのサラリーマンです!入社早々から4-5年は、周囲の上司や先輩に酷く追い詰められた経験あり。早朝深夜残業サービス当たり前。今ではそんなしょうもない類の人達を努力で出し抜いて成績優秀者として報奨を得たり役職者になる事ができました。自由に、楽しく、家族第一、それでも活躍できるサラリーマンを日々目指しています。苦しみ悩む社会人を応援するためにブログ発信を決意。
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