皆さん、こんにちは。脱獄リーマンです!
僕は過去に様々なパワハラ環境を経験し、その経験を乗り越えるノウハウを皆さんと共有しています。同じようにパワハラに悩む皆さんに、「私だけではないんだ!」と感じていただけたら幸いです。
それでは、今回のエピソードに入りましょう。
無能な上司が蹂躙するプロジェクト
僕が配属されたプロジェクトで対峙したのは、言葉ばかりで実行の伴わない無能な上司でした。自分の得意なことは部下にやらせた後で「私ならもっとうまくできるのになぁ」と文句を言い、アドバイスはしません。得意ではない分野は部下に押し付けて手柄を主張します。取引先との対応は、コンプライアンスを無視する有様でした。
僕は半年も手付かずだったプロジェクトのタスクを見つけました。景品表示法と家庭用品品質表示法に関連する、法律を扱う専門的な仕事です。上司はこれは何が何だかわからないし難解とみて、指示すらせずに放置していました。 幸い、僕は前職で同様の業務に携わり、より大規模な案件を数多くこなしてきていたので、成功と失敗の経験から自信を持っていました。 上司に数回確認しましたが、全て「今は忙しい」という返答になるを確認しました。そこで、僕はそのタスクを独断で進めることにしました。成果泥棒対策です。
無能な上司からの攻撃「お前は犯罪のやってる事は犯罪」
実際、この業務は1ヶ月でスムーズに解決しました。 部長は当初から上司の報告により難事業務と聞いていたため、予想以上に早く片付いたことを喜んでくれました。しかし、上司は僕が許可なく進めたことに不快感を露わにし、「ちょっと話があるから来て」と僕を個室に呼び出しました。 (この辺で、雲行きが怪しくなりそうだっため、録音をセットした)
席に着いた瞬間、彼は僕に強い口調で言い放ちました。
「お前がやっていることは犯罪と同じなんだよ!」
僕は法律のどの点に抵触したのかと尋ねると、彼は「詐欺の法律だ!」とのこと。会社のミッションを達成したら刑法に掛かるのかよ・・・。
反撃と勝利
僕は弁護士も含め、懸念事項はやはり景品表示法と家庭用品品質表示法にしかない、ということを確認していました。条文を示し、事実と行動の妥当性を説明しました。
「以上ですが、そちらの根拠も教えていただいてよろしいでしょうか。ちなみにこの会話は最初から録音してます?確か犯罪との事でしたが。」と持ち出すと、彼は言い訳を始めました。 「いや、あくまで可能性の話をしただけで、君に直接言った訳では無い…」と言い出した。
「そうですか。録音していたので、大丈夫ですよ。」と告げて部屋を後にしました。 そして…
翌日朝
「怒鳴り立てて、本当にすみませんでした。」
と言ってきました。これで勝利です。なお、録音データは以降も有効な武器になります。
蹂躙する無能上司への対処方法
このエピソードから、3つの対処方法がわかったかな?
- 得意分野で勝負する
- 上司をスキップできるタスクを見つける(その代わりに完璧にこなすこと)
- 責められた時のための説明を証拠付きで考えておく
更に、パワハラ野郎への武器として「録画・録音しておく」は様々な意味で有効だよ!
得意分野で勝負する
自分の得意な仕事に深く関わることは、仕事での地位を強化し、自信をもって業務を遂行する基盤を作ります。僕の場合、以前から経験していた専門的なタスクを見つけ、それに挑戦し、その分野での実力を見せつけることができた。これにより、自分の専門知識とスキルを活用し、自身の価値を高めることができます。
上司をスキップできるタスクを見つける
上司の不作為を利用して、直接行動を取れるタスクを探し出すことは、自身のイニシアティブと能力を示す絶好の機会。その際、タスクを完璧にこなすことで、責任感を持っていることや自立し判断できることを他の人々に示すことができます。
責められた時のための説明を証拠付きで考えておく
業務における自らの行動や判断に問題が指摘された際には、自分の立場を明確にしておくことが重要です。そのための事前準備として、行動や成果に対する合理的な根拠や証拠を用意しておくべきです。これにより、正当性を証明しやすくなります。元々、上司が「忙しくてできない」と何回も言っていたが、ずっと放置されている状態は正常ではない、という理由が今回の説明根拠の1つになるね。今は便利なのでメールやチャットや議事録に残しておくといい。
パワハラへの武器として「録画・録音しておく」
職場における適切なコミュニケーションや行動が取られない場合、特にパワハラの証拠として、録音や録画は強力な手段になる。ただし、このような行動を取る場合は、法律に則った方法で行う必要があるので、事前にググって調べておこうね。
終わりに
長所と論理で武装することがいかに重要かを、僕の体験から学んでいただけたら幸いです。正当な理由があれば、落ち着いて戦略的に対処することが成功への鍵となる。
紹介した対処方法は、管理が不適切な環境や難しい人間関係の中で、自己を保ちつつ、プロフェッショナルな姿勢を維持する上で非常に有効だよ。必ずしもすべての状況に適用可能とは限らないから、状況に応じた適切なアプローチを取ること!
部下の成長を阻害しようとする上司の話も書いてます!
では!

30代半ばのサラリーマンです!入社早々から4-5年は、周囲の上司や先輩に酷く追い詰められた経験あり。早朝深夜残業サービス当たり前。今ではそんなしょうもない類の人達を努力で出し抜いて成績優秀者として報奨を得たり役職者になる事ができました。自由に、楽しく、家族第一、それでも活躍できるサラリーマンを日々目指しています。苦しみ悩む社会人を応援するためにブログ発信を決意。
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