【ウザい元課長】一応、元課長だったんですけど(平社員)

コミュニケーション

どこにでもいる「ヤバい社員」。今回は「平社員に降格しても威張り散らすウザい元課長」を紹介します!いわゆる大企業の中に蔓延する開き直った窓際族の暴走エピソードを頂戴しました。

エリート集団に紛れた「ウザい元課長」の実態

こんにちは、私はYと申します。私は、これまでの成果を評価され、現在はあるグループの係長を務めています。私の部下には53歳の平社員Kがいます。彼はかつて他部署で課長職から平社員への降格処分を受けた後、私たちの部署へ異動してきました。彼は難しい仕事を徹底的に拒否し、受けても手順通り実行しません。そのため、彼自身の今の仕事は単純で、わずかな事務処理しかない状態。私の部署は会社の中でも優秀な社員が多い部署です。しかし、当然Kにはそのレベルに達する素養はありません。

私の会社は昭和から平成にかけての年功序列が会社でした。その彼が前の部署で課長だったのはその名残であり、実力ではなかったと前の部署の人たちからも聞いています。彼のあだ名は「ババケイ」です。他人の成果を奪うネコババ行為+名前のイニシャルに由来します。

ウザい元課長の業務に触れて火傷

ババケイが放置した業務が締切を過ぎました。ババケイに確認の上、私が引き受け、締切が過ぎた後に完了させました。その後、ババケイから周りに人がいる時に意外な一言が私に投げかけられました。

ババケイ(平社員降格)

一応、元課長だった立場から言わせてもらいます。私の仕事を奪ったYさんの仕事ぶりは自分勝手です。身の振り方に気を付けた方がいいですよ。

この言葉には驚きました。昔から仕事をせず、ただ年功序列に乗っかっていた「ウザい元課長」。まさに今自身が担当だった業務の後始末をやってくれている相手に、何故そんなことが言えるのだろう。

これが、ネコババされたことにする行為です。彼が「ババケイ」と呼ばれる所以を思いもよらない形で感じさせられました。

未だに自分を「偉い人」と勘違い

ババケイは役職定年の55歳に満たない年齢でありながら、役職を外されています。それでもなお、彼は自分が偉い人間であるかのように振舞っています。もちろん、それに見合った素養があると勘違いしています。

単純事務作業をしながら寝ている毎日を見ています。「ふてぶてしさ」に関しては有り余る素養があると思います

ウザい元課長への対策

パワハラ環境から自力脱出した脱獄リーマンこと高岡陽也です。ババケイさんの無能さは「仕事を断る」「仕事をサボる」「能力を過信する」「敬意に欠けた発言をする」と言った部分だと思う。

彼の「ウザい元課長」としての行動は、チームの士気に及ぼす影響は大きい。効果的な解決策を模索してみよう。以下にその対策を紹介してみよう。

勘違いのないよう。Yさんは被害者でしかない。でも、チームの士気を考えると対策が必要だ。そのためにはYさんと周囲の味方で改善させるきっかけを作るしかないよね。という話だ。

仕事を断るウザい元課長

相手が仕事を断るときは、その理由や根拠を聞いてみよう。もし、納得できない場合は、仕事の重要性や緊急性を説明してみよう。

また、仕事をお願いしたこと、または断られたことをメールなどで記録しておくと、後でトラブルになったときに証拠になります。

よくある返事「僕は他の仕事で忙しいから」

この場合は、ウザい元課長に他の仕事の内容や優先度を説明してもらおう。もし、他の仕事が本当に重要であれば、その仕事を先に済ませることを了承して、ちゃんと感謝を述べよう。

しかし、他の仕事が重要でないか、または仕事がないと思われる場合は、そのことを指摘しよう。他の人の仕事量を比較して見せるのが良い。

そして、任せた仕事の重要性や緊急性を再度説明しよう。もし、相手が仕事を断り続ける場合は、上司や人事に相談するしかないかもしれない。その場合は証拠を押さえておくこと。

仕事をサボるウザい元課長

ウザい元課長が仕事をあからさまにサボるときは、その影響や結果を具体的に伝えてみよう。もし、仕事をサボることで部下やクライアントに迷惑がかかる場合は、そのことを強調してみよう。

酷い場合は、サボったことを報告書や進捗表などで可視化しておこう。後で評価に反映させることができる機会があるかもしれない。少々過激ではあるが、そういう姿を証拠に残す必要もあるかもしれない。

よくある返事「サボっていない、ミスしたことを責めるのか」

これもよくある返事だ。ここまでバトルする前に相手に仕事の進捗や成果を報告してもらおう。もし、相手が仕事をサボっていることが明らかであれば、そのことを証拠とともに示そう。

なお、ミスしたことを責めるのは誰に対してでも得策では無い。ミスは人間なら起こしてしまうこととして、次に起こさない原因や改善策を一緒に考えることを提案しよう。

能力を過信しているウザい元課長

ウザい元課長が能力を過信しているときは、どういう点が得意であるか、根拠や実績を確認してみましょう。なお、役職があった、成功した〇〇プロジェクトにいた、では直接的な実力の根拠にはならないから騙されないようにしよう。もし、能力と実績にギャップがある場合は、そのことを論理的に指摘してみよう。

また、相手が能力を過信していることで失敗やミスが起きる可能性を、自分の方で予測しておくと、後で対処しやすくなるよ。

よくある悩み「能力を過信してませんかとは言いづらい、激昂されそう」

現時点で出来ていない点と、その危険性やリスクを教えてあげよう。もし、能力と実績にギャップがあることを認めない場合は、客観的なデータやフィードバックとともに示すしかない。

激昂はある程度仕方ないけど、少しでも防ぐことを考える。責める口調ではなく、誰にでも得意でない分野があるので協力して仕事の質を高めたい、という口調でいこう。もし、能力を過信することをやめない場合は、上司や人事に相談するしかないかもしれない。

敬意に欠けた発言をするウザい元課長

ウザい元課長が敬意に欠けた発言をするときは、その内容や意図をはっきりと確認しよう。もし、不適切な発言である場合は、そのことを冷静に指摘してみるべきだ。そういう危険性のある会議だと感じたならば、証拠取りは用意しておいた方がいいね。

敬意に欠けた発言が日常的に行われている場合は、録音や録画などで常に記録しておく必要もあるかもしれない。

よくある悩み「元課長という看板を打ち砕くのは失礼で出来ない」

ババケイ(元課長)

私は元課長だぞ!

ぽてこ (努力型)

今は平社員ですよね。でも、言ったら怒るだろうなぁ。

もし、元課長であることを自慢してくる場合は、まずはそのことを認めよう。しかし、元課長であることと現在の仕事は別に考えてほしいと伝えてみてはどうだろうか。そして、話を切り替えて、現在の仕事の内容や目的を再度説明しよう。もし、現在の役職や立場を受け入れない場合は、上司や人事に相談するしかないのかもしれない。

おすすめ書籍

実は、僕もまさに執筆したい本がある。こういう「めんどくさい人」の対処本だ。精神科医の著者が書いた本で多くの例が見られる。個別のケースで少しづつ対処法が違ったりもするので、このブログではもっときめ細かくケースを紹介して色んな人の助けが出来ればと思います。

「あの人がいるだけで会社がしんどい……」がラクになる 職場のめんどくさい人から自分を守る心理学
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まとめ

このエピソードからは、組織内での立場や経歴が必ずしも現在の能力や評価に直結しないことがわかる。ババケイさんのようなウザい元課長的な人物は、昔の栄光にしがみつき、現状の変化に適応できずに、周囲の人間を不快にさせる存在になりがちだね。

対策は、ババケイさんを含む、問題を抱える社員を改善に導くための一歩です。問題を抱える社員は少なくなるほどチームの士気を高めることに繋がります。継続的なサポートと個別の注意を払うことで、ババケイさんのような社員が組織にとってプラスの影響を与える存在に変わることを願って頑張ろう。

ただし、どうしようも無いこともある。今回の記事のようにコンプラ上問題が散見される案件では、証拠固めや通告が最終的には必要になることもある。平和に行きたいね。

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